検査項目

血液・血清検査

赤血球

血液中の赤血球の数を測定し、おもに貧血があるかどうかを調べます。

血色素(ヘモグロビン)

ヘモグロビンは赤血球に含まれている血色素で、全身の細胞に酸素を運ぶ役割を担っています。

白血球

白血球は、体に侵入してきた細菌やウイルスなどから体を守る働きをしています。白血球数を測定することによって、感染症や体内の炎症を調べます。

血小板

血小板は血球成分のひとつで、出血したときに、その部分に粘着して出血を止める役割があります。

クレアチニン

クレアチニンは、アミノ酸の一種であるクレアチンが分解されてできた老廃物(残りかす)で、腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。そのため、腎臓の働きに異常がないかを調べることができます。

尿酸(UA)

尿酸は、たんぱく質の一種であるプリン体という物質が分解されてできる老廃物(残りかす)で、腎臓でろ過され、尿中に排泄されます。腎機能が低下すると、尿酸が排泄されずに関節にたまって炎症を起こし、激痛を伴った痛風発作となって現れます。この痛風の原因となる血液中の尿酸値を調べる検査です。